ご注意ください、Facebookスパムに新型あらわる。

以前から騒がれていたFacebookスパムに、しかも新型にやられました。Facebookで私の偽スパムアカウントが出回っているようです。

今回のスパムは間違いなく模倣のクオリティが上がっています。これだけ似ていれば注意を払っていても騙されかねませんし、おそらく今後この手のスパムが増えていくと考えられます。

Facebookの友人という大切な方々が被害に遭われないためにも、今回の新型スパムの傾向と対策をまとめました。

 

特徴は『顔写真・基本データは本物と同じ』『写真や投稿がない』『おかしいURL』

半年ほど前の記事、
Facebook偽アカウントの裏側が判明、知っておくべき傾向と対策http://ict.pken.com/2013/05/facebook_nise/
と比較し、特に留意すべき点をまとめました。

 

①『顔写真・基本データは本物と同じ』
こちらのアカウント写真は、本物・偽物の順番に載せています。

画像画像

プロフィール写真もカバー写真も本人と同じものを使用し、基本データもコピーされています。以前のようにキャラクターの画像を使用するものでもなく、不自然なデータのズレも見受けられず、これではパッと見ただけでは違いが分かりません。

 

②『写真や投稿がない』
この画像の下部をご覧ください。

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新規ユーザーではない限り、本来なら投稿があるはずですが、基本情報を登録した状態に戻っています。ただ、『友人のみの公開』などにしているケースもあるのでここで見分けることは難しいです。

 

③『おかしいURL』
FacebookのURLは本名を含んで生成されている方が多いと思います。
本物→ https://www.facebook.com/yoh.miyake
偽物→ https://www.facebook.com/iyuhftp
このように偽物はよく分からない英字が羅列されているので、ここを確認すれば本人ではないと気づけるかもしれません。

 

対処法は『友達のリストや写真・投稿を見る』『本人に聞いてみる』

①友達のリストや写真・投稿を見ること
申請者は友人の場合が多いわけですから、スパムでは友人も共通の友人の数値も少なくなっています。そしていつも投稿していたはずのものや写真が無いことで、スパムを疑うことができます。

②本人に聞いてみる
筆者も今回のスパムに気づけたのは、『おかしいな?』と思った沢山の方々がご連絡をくださったお陰です。こうしてFacebookやTwitterにてスパム被害の拡散することで迅速に対応できました。

 

もしもスパムを見つけたら

スパムは、Facebookのほとんどのコンテンツの近くに配置されている報告リンクを使用して報告できます。スパムを投稿した人がハッキングの被害に遭っていると思われる場合は、ヘルプセンターのセキュリティセクションにアクセスして対処方法を確認するように、その人に伝えてください。あなたのアカウントからスパムが送信されている場合は、パスワードを再設定してください。
誰かがスパムと思われる内容を繰り返し投稿している場合は、そのユーザーを友達から削除するか、ブロックすること、またはその人について報告することを検討してください。
(Facebook公式HPより引用)

 

もしもスパムを承認したら

もし友達になってしまった場合には、必ず『友達を解除』してください。承認したままにしておくと、そのスパムアカウントがあなたの友達にリクエストした場合「共通の友人が1人います」と表示されてしまうために、安心して友達申請を許可してしまうかもしれません。この連鎖を最小限に抑えるためにも、この記事を読んで「許可してしまった!」と気づいたなら、友達をブロックすることを忘れずに行っていただきたいです。

 

Facebookが浸透した今、利用年月も長く友人数も多くなり、スパムか否かの判断も難しいものになっています。
今回友人からの連絡によって気づき、スパム被害の拡散をして迅速に対応できたものの、間に合わず承認してしまったり、全てを防げなかったことにはとても悔やまれます。今後このケースのスパムが増えていったとしても、この記事が少しでもこのスパム被害を食い止められるキッカケになればと思います。

ご注意ください、Facebookスパムに新型あらわる。」への6件のフィードバック

  1. ピンバック: メモ20131029 | Nacky – Snowland.net

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