カテゴリー別アーカイブ: まいにちメモ

留学も海外旅行も考えたことのない女子大生が、2014円でインド留学に行くことになった。

パスポートというよく分からないけど大事らしいものをとるべく、動き回っている今日この頃。世の中は何が起きるか分からないもので……あ、はい。

2014円で留学に行きます、インドに。

 

ことの発端はFacebookやTwitterを騒がせていたこの企画

2014年!2014円留学!話題のインド留学が限定1名様にあたる!

http://study-abroad.misao.in/2014/

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インド留学・語学学校を運営する『Misao Language Institute』のキャンペーンで、2014年にちなんで2014円でインドに行けちゃうらしい。

「おもろい」

実にシンプルかつスタイリッシュな感情で応募したことが始まりでした。ああ、エンターキーこわい。

この2014円インド留学はSNSでも話題になっていたようで、1名の枠に230名の応募。書類で5名までに絞られるらしい。『”インド留学への意気込み”の欄に狂おしいほどカレーが好きってことしか書いてないよ…っ!』と思いながらも何故かその5名に選ばれ、応募から3日後にはインド現地のスタッフさんとSkype面接を行い、気がつけば今に至る。

合 格

早い、早すぎる。デキる大人ってこういうことなんですね(たぶん違う)

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(とりあえずカレーの画像入れて雰囲気出してみる)

ことに至った経緯をくだらなく書いていますが、もちろん何も考えなしだったわけではありません。インド留学のMisaoホームページに掲載されている記事

『現役女子大生が勧める インドに来るべき3つの理由』

http://study-abroad.misao.in/intern/intern1/
によると

  1. 自分次第で健康的な生活レベルは維持出来る
  2. 全く自分と異なる人種、価値観に出会える
  3. 英語圏であるため、実践的な英語力と交渉力が身につく

インドに来ることで得られるメリットが提示されています。
これが全て、自分が今、必要としているものそのものだったんです。震えました。

 

・英語が壊滅的で勉強したかったけど動機がなかった
大学入学直後に受けたTOEICで300点という確率論的にもありえない点数を叩き出すくらいに英語ができない。これからの時代はグローバル化から逃げられず、しかもコミュニケーション系で就職したいのに英語ができないのは問題。外国の広告を見ても意図を理解できなかったり辛い。

・インタビューをやっているくらい誰かの価値観に触れるのが好き
ちっちゃい頃から人が好きで気がつくとインタビューをやっていた。誰かのストーリーに触れて、惹き出し、表現し、発信する、この行為に魅力を感じ、自分の引き出しが増える感覚もすごく好き。インドへ行くと価値観が変わる、とよく聞くからこそ興味深い。

・カレー好きとしては行かなきゃプライドが許さない
”カレーという存在自体”が好きなくらいにカレーが好き。ゆえに京都の有名どころはほぼ制覇し、「ご飯行こう」ではなく「カレー行こう」と誘われるくらいにカレーキャラが定着している。それに今は時間がある代名詞でもある『大学生-daigakusei-』。行けるなら今しかないと思うし、それも初海外進出はインドに奪われるのが理想。聖地。

・留学生はインド留学のブログを書いたりメディアとして発信をできる
2014円キャンペーンを打ち出すMisaoは、フィリピン留学やセブ留学のようにインド留学をスタンダードにしたいという想いがある。企画を打ち出したこと自体にインパクトもあり、その留学生には新鮮な視点でインド留学を発信してほしいとのこと。広告に関心があり、今までも発信に関わる機会があったからこそ、わくわくするしかない。

総括

おもろい

(『おもろい』を使った瞬間スケールが小さくなった気がするのは気のせい)

そして最近の日本メディアの報道により、インド=危険・汚いというイメージが日本人の中では定着し、特に安全面の不安からインドに来ることを諦めている女性が多いとのこと。私は女性だ。(そういえば)

2014円インド留学という、ただでさえ注目されているものに挑めるということ
・発信の役割としてインド留学を日本でのスタンダードにすることに力になれる(かもしれない)こと
・みやけようのWANTSとMisaoのNEEDSが凝縮されていること。

総括

やっぱりおもろい

 

ということで、インド留学に行ってきます。期間は1か月間、出国は2月下旬または3月初旬の予定です。今から必死に英語やります。フォレストとかいうやつです。

はじめての海外で、はじめての環境で、はじめての文化に触れる。その中でしなければいけないことをしっかりとこなす。これは、しんどいこともたくさんあるだろうと思いますが、その中でいかに自分を追いつめて楽しむか。泥臭いモード全開です。うぇーい。

しかもインド最大のお祭り『ホーリー祭』が留学期間中にあるらしいです。

ホーリー

春の訪れを祝い、誰彼無く色粉を塗りあったり色水を掛け合ったりして祝う。つまりべっちゃべちゃになって楽しむお祭りらしいです。幸運すぎる。

留学も海外旅行も考えたことのない女子大生が、2014円インド留学で何を得られるのか、何を伝えることができるのか、とても楽しみです。

『インドでこんなことやってきて〜』なんていうのもあれば、みやけようTwitter(@yo_0104)までご連絡いただけるとおもしろいことになる、かも。

応援よろしくお願いいたします(^ω^)
みやけよう
Twitter :@yo_0104

インタビュアーに求められるのは、”余裕”なのかもしれない。

『どうすればインタビューうまくなりますか?』
よく聞かれるけれども答えられない質問。

だって、答えがなかったんですもん…

 

小手先のテクニックの話じゃないんだなあ、と思う今日この頃
飽き性の私が、気づけば1年どっぷりと浸かってきたインタビューの世界。

インタビュアーとしても人としても
とても尊敬する嘉さんと久しぶりにお話して
改めて感じたインタビューの難しさがありました。

嘉さんのインタビューサイトです↓
『田中嘉が、聴く。』
http://yoshimi-tanaka.com/

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私自身もインタビュアーを始めた頃は
「お話して文章に起こすんでしょ〜」という認識をしていたので
そう思う人も多いとは思うのですが

最近「インタビューって難しそうだよね」と言われることが増えて
なんだかそれが嬉しかったりして

いや、しかし、本当に難しすぎます…。

 

インタビュイー(インタビューされる人)に対しては
聴いて、惹き出して、ことばにする

読者に対しては
ストーリーに惹き込み、クリエイティブさが必要になる

それに加えて双方に気づきを与えることが理想であって
インタビュアーはその真ん中の立ち位置で
そりゃあ、やればやるほど、難しいわけです。

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インタビュイーさんの想いと捉え方がすれ違ってしまったり
読者に誤解を招いてもいけない。

ひたすらに誰かの気持ちを考え続けるその行為
何度へこたれそうになったことか。

ひとつの指標としてビュー数があるにしても
それはあくまで数字でしかなくて

人の心を考えることには、本当に答えが無い

 

ひとつのインタビューに関わる全ての人に
『!』というプレゼントを届けるためには

テクニック云々ではないだろう、今の答えに

インタビュアー自身の精神力が大きく影響する』のだ、と
そんなお話を、嘉さんとしていたわけです。

運命の赤い糸

精神力、それを私なりに言い換えるならば

インタビュイーさんの気持ちを、人生を聴き入れる包容力?
読者の気持ちを、ニーズを読み取ろうとする包容力?

なんとか力というと安っぽくなるけれど…
結局はインタビュアーにどれだけ相手を受け入れられる容量があるのか、という話のような。

 

つまりは、余裕のある人になりなよ!的な。

 

いや、簡単じゃないよ…
まあ、こんな私が言えることでもないのは承知の上…

何度インタビューについての想いを綴っても
どんどん私の中の答えは抽象的になってしまうのでしょう。

 

ただ、答えがないから、クセになる。

誰かの気持ちを考えて、こんなに苦しくなるほど考えることが
めちゃくちゃ幸せでして。

ありがとうの言葉だったり、読者に伝わったり
それだけで夜も眠れなくなるくらいに嬉しくて。

ああ、こうやってまた変態になっていく。笑

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これからも、人と人との心が向き合う瞬間に関わっていきたい
だけどまだまだ、答えは見つかりそうにありません。

余裕、ほしいですね。笑

ビジネスを知らない女子大生が、とりあえず巷で話題のネオヒルズ族さんのセミナーに参加してみた。

ビジネス、それはゼロからイチを生み出すもの。

そんなチャレンジングなものに、からっきし興味のなかった女子大生の私も
就活を始めてみると『ビジネスをもっと学んだ方がいいよ』との声を頂戴することに。

 

そっか、このままじゃだめなのか。でもビジネス学ぶっていったって何から学ぼう?

ビジネス…ネットビジネス…
巷で話題のネオヒルズ族さん?

単純な私は、気づけばネオヒルズ族の方が行うらしい
セミナー参加ボタンを押していたのだった。

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どうやらウン十万するDVDを参加者特典でもらえたり
なんだかビジネスすごそう。

ニュースやらワイドショーやらでいろいろ聞くけれど、よく分からないネオヒルズ族。
調べてみると……

ネオヒルズ族とは?
かつてのヒルズ族の特徴であった『株』に重きを置くのではなく、インターネット広告など短期間で大金を稼ぐ『現金主義』が特徴。
事業については、ネオヒルズ族はアフィリエイトというインターネットでの新規顧客の集客代行業で年に数千万円~数億円の利益を出し、このビジネスはインターネットだけで全て完結するので自宅でパソコン1台あればはじめられるので事業をはじめる初期投資がほとんどかかららない特徴がある。また、成功した自分の姿などをブログやFacebookなどで常にアピールする自己顕示欲が強い。

 

なんかすごいものに応募してしまった気がする。この場違い予感…
会場への足取りが重い、重すぎる。

しかも東京赤坂の会場へ到着すると、そこには
スーツの男性・男性・男性。

私は、かぶっていたベレー帽を静かに脱いだのであった。

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そしてセミナーが始まったと思いきや
いきなりPVが流れ始める。

ここで笑ったらあかん。追い出される。
そう思って手の甲をつねりながら、いよいよ本題の講演開始。

きらびやかなスーツに身をくるんだその方のスピーチを
要約したのでまとめてみると…

 

・仕事、恋愛、趣味…真剣勝負していますか?命をかけて勝負する、がちの戦いそれがビジネス。

マインドをセットして、夢・目標・目的を設定していく。

・常に五分五分で勝つ時も負けもある。引き分けということばが自分の中には無い。成功も失敗も含めて自分の人生で、敗北したときにいかに進み続けられるか。勝負する前から敗北を感じる人は何もできない

・集客やビジネスの成功には圧倒的ブランドが必要。自分を有名にして商品、サービス、ブランド価値を構築する。

・稼ぎたい人、生徒さん、弟子を大事にしていく。ジョイントした人々にとっての教育者として、稼がせることにコミットする。

 

あれ、ビジネスの話が 出 て こ な い。
もっと何かビジネスノウハウとかそういうのとか…うーん。

でもうなづいてるし、あ、私の勉強不足とか目的の違いなのかな…

ビジネスの核心に触れず、マインド寄りの話で1時間終わっちゃうのかな…と思っていると
どうやら、この後個別にグループ面談とやらがあるらしい。

そこにまで残らないと参加者特典DVDとか貰えない的な空気が流れているので
いってみることに。

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別室移動すると、なんだか違う雰囲気。
ここで、みなさんに僕というブランドを提供します!

おお!ついにビジネスの話が聞けるのかな?
と思いきや、プログラムの販売を説明。

ネットビジネスのサポートでしたり、そういうかんじのことでした。

購入希望をする方もいるわけですし、とりあえず無知な私には何も分からないまま
会場を去ることになったのでした…

 

私の求めたビジネスノウハウ的なお話は聞けませんでしたが

・ビジネスをすることは命がけの真剣勝負であること
・夢を持っているからこそ、そこを目指すツールとしてビジネスを考えていること

この想いを持ってネオヒルズ族の方々は動いていて
けっしてメディアで言われるようなネガティブ要素だけではない、と自分の目で見れて良かったです。

 

結論
私にはまだ、ビジネスが早いみたいです。

営業女子ということばに感じる、オトコ・オンナの日本特有カテゴライズ。

先日のニュースZEROを見ていると
『営業女子』が特集されていました。

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特集されていたのは
女性営業のための応援コミュニティ『営業部女子課』
http://www.eigyobu-joshika.jp/

このコミュニティの目的は、女性営業職の活躍を拡げることで
結果男女ともに輝きながら働ける社会創造を目指している、とのこと。

 

特集でも営業ノウハウを実践したり、女性営業の現状などが挙げられ
ふむふむと頷きながら観ていて感じたこと

やっぱりまだまだオトコ・オンナで区別されているんだ、という驚き。

女性の社員さんで営業で活躍されている人にも
たくさん出会ってきたからこその驚きでした。

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私はいろんなものをカテゴライズすることが苦手だからこそ
この営業女子というフレーズに食いついてしまったわけですが

○○女子と言われる、ということはまだまだマイノリティなのか
営業そのものが男の人の仕事っていう認識だったことの表れなんですね。

 

お友達のちなまい曰く、海外から来た人にとってみれば
そもそも○○男子や○○女子なんて男女で分けることに疑問を持つそうです。

たしかに、これは日本特有の気がします。
良くも悪くも、けっこう悪くも変な文化だなあ、なんて。

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ここまで思うのも、以前フリーペーパーで営業をやっていて
私は営業が大好きになったことが要因かもしれません。

たくさん頭を使って、自分自身の魅力も使って
学生レベルかもしれませんが
あんなに楽しいコミュニケーションがあるんだ、なんて実感したのです。

そういえばその時は、『女子だから』という意識は何もなかった。

 

男とか女とか、ぱっきり分けることには日本の文化の影響があるわけで
もちろんそこに文句を言うことはないですが
○○女子と表記することでその特別感に頼るのはまた違うような気がするのです。

男だから当たり前、女だからすごい、なんていうのも話が違うわけで
それは女であることを負けだと認めるような気がして嫌です、私は。

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スーツの女性、この画像を出すにも苦労しました(笑)。
オトコの人なら簡単に画像出てくるのに……

 

営業って、素敵なお仕事なんですもん。

オトコだとかオンナだとか
そんなことが気にならないくらい、楽しめればいいなあ。

 

人の心に寄り添える
クリエイティブな営業がやりたい、なんて。

『JPモルガン社長が「お金持ちと結婚したい美女」に語った言葉』に見る、幸せの立ち位置。

久しぶりに書くことがこれか、となりますが
みやけようのジェンダー論(笑)。

シェアで回っているこの記事、おもしろいけれど本質ですよね。

『JPモルガン社長が「お金持ちと結婚したい美女」に語った言葉が秀逸すぎる! 「美女はレンタルで十分!」』

http://news.livedoor.com/article/detail/6892573/

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女性の立ち位置は、いつだって難しい。

私は女子校だったからからか
(品のいい)無法地帯で男の目を気にすることなく生きてきて

それが当たり前になりすぎて
自分が女だとか男だとかの感覚が皆無なのです。(本当に)

 

そうして大学に入って
女だからできないことのカベに苦しんでいました。

野宿、夜更かし、ヒッチハイク、過度なダイエット…
やろうと思えばできるのかもしれないけれど、何かが邪魔する。

カラダがデリケートだからとか、何かがストッパーになって
すごく単純でも私にはけっこう深刻で

やりたいことに貪欲になれない
夢に貪欲になることがこんなに難しいなんて、と

女であることの劣等感に苛まれていました。

 

目に見えないけれど、スタートラインにも立たせてもらえないような

男だとか女だとかうるさいよそこに並ばせろボケぇ!
内心はこのように荒れ狂っていました。

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うーん、男に頼りきって生きなければいけないのでしょうか?

それでいいのがこのコラムでいう美女で、頼りきることが目的であるわけで
だけどそれは自分の人生なのかな、と思うと私は虚しいのです。

女に生まれたからには女として死にたいのです。

 

女だから夢を諦めろ、という話でもなくて
(というかそんなんだったら荒れ狂っているだろうし)

ただ最終的に女だからこそできて、女にしかできないことは
輝こうとする男の人を支えることなんじゃないかな、と。

それができる人が、このコラムでいう
「長期保有したくなる人」ではないでしょうか。

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結婚したから夫婦になるのではなくて、 
子どもが生まれたから夫婦になるのではなくて、
挫折を乗り越えたから夫婦になる。

北斗晶さんのことばが染み渡る、秋の寒空です。

 

みやけようジェンダー論については、また次も。

幼稚園児に学ぶ、なぜ・なぜ・なぜ?

 

ある日の夕暮れどきのお話です。

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帰宅ラッシュで座れない満員の車内に
見慣れた電車広告にため息をついていた時

電車に乗ってきた、ちっちゃくて大きな元気の塊たち。

遠足帰りの幼稚園児の集団と先生が
電車内を明るくしました。

 

そんな時、私は決まって
つけていたイヤホンを外すのです。

何だか、おもしろい学びの予感がするからです。

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子どもたちは、まさに自由奔放

疲れて眠そうな目をこすったり
耳当てを落としてワタワタしたり
電車の揺れにふんばったり

見ているだけで楽しく、笑顔になってしまうような子どもたち。

 

そうしてある駅に停車した時
「降りるよー!」先生の一言で降りていった子どもたち。

「けんくん降りちゃった!」
「ここまだでしょー!?」
残った子どもたちは、騒ぐ騒ぐ

すると降りたはずの先生と子どもたちは、また戻ってきた。

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『あ、他の乗客のために降りたのか』
当たり前のように把握した私だったけれど

「なんで戻ってきたのー?」
「なんで降りたのー?」

車内は幼稚園児の、なぜ・なぜ・なぜの嵐です。

そうして先生が口を開く
「それはね、入り口に人が居ると他のお客さんが降りられないからだよ。
だから降りて出してあげるんだよ。」

「そうなんだー!」
「帰っちゃうのかと思ったー!」

 

そっか、この子たちは分からないのか

なんだか、ハッとさせられました。

いつから私はこんなに知ってしまったんだろう
考えなくなっていたんだろう

なんで水たまりに顔が映るんだろうとか
なんで空は青いんだろうとか
なぜ・なぜ・なぜって、思っていた頃があったのに。

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彼らはきっと、ぐんぐん吸い込むスポンジ
わたしは無駄に、吸い込むことをやめていたのかもしれない

これからは、もっと様々なことに疑問をもっていかなければいけない

 

鵜呑みにせず、自分の頭で考えなければいけなくて
そうしない限り求める以上の成長はないな、なんて

ちょっと大げさかもしれないけれど
幼稚園児から教えられた気がしました。

いつまでも、幼稚園児のようなこころで
なぜ・なぜ・なぜ?

環境を選ぶ人になるのか、環境を創る人になるのか。

選択肢が多いことが好まれる傾向の中で
身をおく環境も選びやすくなっています。

そんな今こそ、先輩に言われたひと言から

環境を選ぶ人になるのか、環境を創る人になるのか
考えてみようと思いました。

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正直、以前は
「仲間が最高」「就活の軸は”人”でした」なんて聞いても
なんのこっちゃと思っていましたが
まさか自分が、人が大事な要素だと思う日が来るなんて。

それは本当に、今まで出会った人に恵まれたからだと思います。

何かを一緒にやってきた人、悩んだ時に語り合った人
他愛もなく笑い合った人、お酒を酌み交わした…なんて

もう数え上げたらきりがないくらい
大学生活は人に溢れていました。

 

東北で18年間過ごして
誰一人友達のいない中で関西にやってきて

今の環境があるのは夢みたいで。

サークル、学生団体、セミナー、起業家、ボランティア…
本当にいろんな環境に飛び込んできて

最初は何がやりたいかが動機だったことが
いつのまにか誰とやりたいか、になっていたのです。

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人に軸がいくこともまた必要な要素ではあるけれど
だけどきっと、この先に新しいフェーズもあるような気がしています。

それが
環境を選ぶ人になるのか、環境を創る人になるのか

それは
好きな人たちのいる環境を選び続けるのか
好きな人たちに囲まれるような人間になるのか

ということで
だったら、後者になりたいと思ったんですよね。

 

『こんな人になれる環境』『こんなことができる環境』って
きっと探せばあるのですが

あくまで生きているのは自分の人生で
一番成長すべきは自分自身

環境を受け身で求めれば求めるほど、しんどくなるだけで
見つけて身を投じたとしても環境の中に埋もれてしまう。

環境に埋もれるくらい全力でやってみる経験はいいけれど
自分の目的や意思がなければ

『あなたはどこへ行ったの?』となってしまうような気がして。

 

最初はキッカケにはいいかもしれませんが
いつまでも環境を選び続けていたら

成長しているような気になってしまうだけ

そこに本当の成長はないようで、私は怖いです。

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環境を選ぶ時、人は心地よい環境を選びがちだと思うのです。
何より私がそうだったから。

『これができなきゃ嫌』とか
だったら自分でやれば良かったなあと。

『こんな人がいなきゃ嫌』とか
だったら自分で集めれば良かったなあと。

『こんな環境じゃなきゃ嫌』とか
だったら自分で創れば良かったなあと。

 

好きな人たちに囲まれるような、心地よい環境を創る人になれるように
まずは自分自身を突き抜けるほど高めなければいけないのだと再確認しました。

あなたがなりたいのは、どっちの人ですか?

面接で学んだ、『自分をどう魅せるか』ということ。

 

今日参加した面接対策で
『自分をどう魅せるか』ということを考えさせられました。

 

なにはともあれ、就活生です。

ベンチャー企業さんの選考や、セミナー等々をこそこそと行っていく中で
就活生の私が偉そうにハウツーなんて語れる身分ではないですが

ただ日常にも通じることを感じたので綴ります。
(そのうち就活日記になりそうだなあ…)

 

就活においては
話を盛ってまで、無理をしてまで相手に合わせるのは
マッチングという観点でも決して良くありません

素直さ、ありのままが一番には間違いありませんが、
ただ『自分をどう魅せるか』ということは考えるべきなのだと感じました。

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例えば『私の強みはコミュニケーション力です!』
これは自己PRにもよくありますよね。

面接官の方も掘り下げてくれることでしょう。

「どんなことをしてきましたか?」
「どんなことをがんばりましたか?」

そこでは自分の経験から見つけ出した
コミュニケーションに特化した経験を話すと思いますが

自分をなんとか大きく見せようと取り繕おうとしたり
ぺたぺたとくっつけてしまうかもしれません。

 

こうして『コミュニケーションにやたら自信ある子なのだ』
ということは伝わるかもしれません。

けれども、その会社が
『コミュニケーション』をツールにしている会社だったらどうなるのでしょうか?

威勢のいい学生を欲している会社ならまた別ですが
とにもかくにも相手は社会人、プロなわけです。

その魅せ方一つで、自己PRはただの虚勢になりうるわけで
むしろ知らない間に、相手は不快になっているかもしれないんですよね。

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それは例えば、かけ算を覚えたての小学生から
「俺かけ算できんねん!7の段まで!すごいやろ!」

と、あなたが言われるようなもので……
いらっとしますよね。
(これはまだかわいいけれど)

 

特に自分がライフワークとしてプライドを持ってやってきたことを
安易に知ったかぶって語ってしまうよりかは

「私はコミュニケーションが強みで、それはこんな経験がありました。
ですが、これではまだまだと思うからこそ、もっと磨いていきたいと思っています。」

こう伝え方を変えただけで

コミュニケーションが強みだという主張したい事実には変わらないのに
これからもっと伸びていきたいという成長意欲を感じられるようになりますよね。

現状で満足してしまうのではなく、成長できる人材なのだ、と。

 

 

業界研究なんて、果てしなくてしんどいです。
けれども自分がどうしても行きたいと思う魅力的な会社に出会ったならば

その自分が受ける会社がどのような理念を掲げている
どのような業種があってどのような社員さんがいるのか

そこは『自分をどう魅せるか』を考えていく上でも
意識しておくべきポイントなのだと感じました。

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というのも、私も過去にやらかしたことを今さら気づけて良かった反面
すごく落ち込んでいます(笑)。

これからも就活からは
まだまだまだまだ、学ぶことがありますね。

『強み』の作り方は、言ったもん勝ちのやったもん勝ち。

 

『自分に強みが無い、見つからない』
そうして頭を悩ませる人はたくさんいると思います。

『強み』の作り方は、言ったもん勝ちのやったもん勝ち
私がこう思っている理由について書こうと思います。

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友達の『べりりうむ』こと、ゆきなちゃんがブログを始めて
その初記事に私のことを書いてくれました。

http://yukihara009.blogspot.jp/

ことばを怖がっていたというゆきなちゃんに
『ブログに書いたりもっと人と話していこう』というキッカケを与えていたなんて
全く気づいてもいませんでした。

こうしてことばで誰かをちょっとでも動かしたこと
ことば自体を好きになろうと思ってくれたこと
くすぐったくて、すごく嬉しくて。

こうして、今までを思い起こしました。

ゆきなちゃんは「ようちゃんはことばを好きと言っておおやけに発信している。」とは言ってくれていますが
私だって、『ことばが好きなんです』なんて
自分の強みが、武器が『ことば』だなんて言うのも怖かったんですよね。

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ちっちゃい頃から、良くいえば器用貧乏で生きてきて
コレというものが自分になくて
いつもみんなと違う戦い方を探してきた私。

だからこそ文章がおもしろいだったり、違った感性を持っていると言われ
『自分のことばに何か特別なものがあるんじゃないか』と思ったのも
思った』というか『思いたかった』だけだったんです、きっと。

それなのに、見つけたはずの強みが
自分で強みだと思った『ことば』というのは
みんなと違う戦い方には矛盾していたんですよね。

今の時代、日本では誰もが読み書きを教わっている中で
ことばを使えるだけでは何もならないし、判断基準もあいまいです。

私は言語学の第一人者でもない、何か賞を取ったわけでもない
もっともっと本を読んで勉強して言葉巧みで、表現力の居る人なんてきっといっぱいいる。

「ことばうんちゃら言っているけど、あんまり喋るの上手くないよね。」
と言われたこともありました。
「ことばが好きっていうけど、ようちゃんの何がすごいん?」
と言われたこともありました。

辛かったし、怖かった。
だけどそれ以上に、悔しかったんです

『ことばが好き』なんて、きっとイタイやつだとも思われました。
だけど、好きといった以上は好きに責任を持ちたかった

私から、ことばを奪われたくなかった

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そうして今までに、フリーペーパーでライターをしたり
いろんな団体で広報をやったり、インタビュアーを始めたり

今思えば、『ことばで伝えるコミュニケーション』の領域で
いろんなことに関わってきました

自分では自分のことばの魅力なんて気づけません
だってそれはコミュニケーションの中に生まれるものだから。

今では本当に嬉しいことに
『ようちゃんの紡ぐことばが好きだ』
『ことばといったらみやけようだ』と言われることが増えて

4万viewはおかしいけれど、こうしてブログも読んでもらえるようになりました。

これも、『ことばが好きだ』と、
ことばで伝えていたからだと思います。

『ことばが好きなんです』と言っていなければ
きっと今まで関わってきたようなさまざまな機会に恵まれなかったですし
だれもことばと私をつなげるなんてことはなかったと思います。

『自分に強みが無い、見つからない』
そうして頭を悩ませる人はたくさんいると思います。

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だけど、自分が思っているよりシンプルで
他の誰かは気づいているものだったりするんです。

恥ずかしくたって、引け目を感じていたって
まずは『好きなもんは好きなんだ!』と言い放ってしまっていいと思うのです。

そこからきっと、苦しいこともある
悲しいことも、傷つくこともあります。

だけど、言ったもん勝ち
あとは降ってくるチャンスに、人との出会いに
全力で向かっていけばいいんです。

そこがやったもん勝ち
誰がなんと言おうと自分の人生を
楽しく描いていける人たちが輝き続けると思っています。

今日は私の哲学寄りですが
誰かの心に届きますように。

1日で4万viewを叩き出したので、読まれるブログとは何か考えてみた。

 

先日投稿した記事
『ご注意ください、Facebookスパムに新型あらわる。』
http://goo.gl/r5Caqb

この日、1日で4万viewを叩き出しました。

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( ↑ 心境はこんなかんじ)

予想外なんてものじゃないくらい、いや、予想外です。
今日も3万viewは行く勢いのようです……。

3日前くらいに「とりあえずいつか、5000viewいったら幸せだなあ。」なんて
友人と話していていきなり達成わろた、という気持ちですが

あくまで私の文章うんぬんでは無いことは承知の上です。

 

だからこの4万viewは奇跡、とはとらえても
どこかにこれからのブログに繋がるエッセンスはあるはずで
それはしっかり洗い出しておきたいな、と。

このようなIT分野や社会事象にアンテナを張るような記事は
私のイロではないと思っているので、あくまで分析してみた程度に考えてください。

好きなんです、分析。

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では何故これだけのPV数を出せたのか、流行るブログとは何なのか
今回の件を振り返ってみると

・一次情報かつ最速の記事であったこと
・社会的に関心を持たれやすいトピックスであったこと
・影響力のある方の目に留まったということ

 大きくこの3点が挙げられると思います。

 

①一次情報かつ最速の記事であったこと

Facebook新型スパム被害の張本人であり、いち早く知らせたいという思いから
新型スパムの分析、対処法などを記事にまとめたわけですが
他に事例がなかったということもあり、誰もが注目する記事になりました。

②社会的に関心を持たれやすいトピックスであったこと

『社会的関心が大きい=”自分ごと”となる人の割合が大きい』と定義すると
Facebookは現在当然のように使われているものですから
その新型スパムといったら『自分ごと』であるパイは明らかに大きいですよね。

③影響力のある方の目に留まったということ

真っ先に、プロブロガーのイケダハヤトさんが
私の記事を引用してくださったことがとても大きな理由です。

ihayato.書店

そこから派生して、イケハヤさんの記事が
Yahoo!ニュースなどで掲載され、爆散。

Yahoo! ニュース

 

Yahoo!ニュースに載るって…ひぃぃ。

ジャーナリズム(?)の指向で世の中を自分の言葉で読み解きたい
そういう表現としてブログを書く場合は、この分析は何か訳に立つのではないかなと思います。

 

ただ再三言いますが、私がこの数値を出したのは単に
ブログとしてではなく一つのトピックスとしてです。

私が今回学んだことはシンプルで
『ブログを何を綴り、何を伝えたいのかを明確にする』
ということなのです。

 

この新型スパムの現状をことばに起こしたことには
『誰かの役に立てば良いな、新型スパムのことを知ってほしいな』という想いがありました。

ブログをやる意義も改めて見えて
『その先にいる誰かを意識する』ことは仕事でもやっていきたいことです、そのまま。

まるで、ラブレターのように。

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だから、この文章の先に誰かがいることを意識する記事を書くこと、ブログを書くことは
私にとっては必要な要素なんだな、と実感しました。

誰かのために作ったものが、知らない誰かの笑顔も作って
いつか大きく社会のためになるようなモノを作ること
今は記事を作ることができれば幸せなんだなあ、と思ったのです。

 

ただ、これだけの数値を出すことができたことは、なんだかんだで嬉しいです。
だからもっと、たくさんの人に届いてほしいとも望んでしまいます。

だけど、きっとこうしてやりたいことが増えると知らなければいけないことが増えました
勉強しなければいけないだろうし、もっとことばも磨いていかなければいけない。

want to と have to の関係性なのか、それはモラルも含めて。

 

やりたいことをするには負荷が大きくなることは承知のうえでも、
決意してやり通せれば本物になれるんだろうと思います。

そしてそこで尻込みしていたら、まだまだ半人前ってことなのでしょう。

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ブログは自由な言葉の箱です、表現の舞台です。

だったら、意味のあるものにしたい。
だったら、誰かのためになりたい。

どんなパフォーマンスができるのか、みんなを笑顔にできるのか
これからも考え続けて綴り続けていきたいと思います。